ブログ

中田食品が十勝産大豆にこだわる2つの理由

私たちは、出来るだけ北海道産の大豆、特に十勝産にこだわり続けます。
大きく分けると2つの理由があるのです。

【理由1】 十勝の大豆は甘くて美味しい

十勝産の大豆って、本当に美味しいなと感じています。科学的な実証はとても難しいと思いますが、私たちが信じているストーリーがあります。
大学時代は農学部だった、中田食品の現代表・貴戸による理科(生物学)のお話です。
動物も植物も生きていくために呼吸をしています。呼吸により、酸素と糖を原料にして活動エネルギーを得ています。
植物は「光合成」を行うことで自ら糖を産生します。この「光合成」による糖の産生は昼間、「呼吸」による糖の消費は一日中行われるのですが、植物が糖を蓄えるには、糖の収支バランスがプラスになることが必要です。

また、呼吸量は夜の気温に大きく依存するため、気温の低下に伴って呼吸量は低下します。
つまりは下記のようになります。
夜の気温が高い→糖質が少ない作物ができる夜の気温が低い→糖質が多い作物ができる

北海道の夏は昼に暑くても、夜はひんやりと涼しいです。そのため、植物は糖分を蓄えやすい傾向にあります。

特に十勝(帯広市周辺)は内陸性気候のため、昼夜の寒暖差が大きい。加えて、帯広市役所のウェブサイト内の情報によると十勝地方の晴天率は道内でもトップクラスであることが伺えます。

十勝地方は植物の種実が甘くなる気候条件が揃っているんです。そういえば、大豆だけではなく小豆、ジャガイモ、とうもろこし、どれも甘くて美味しいですね。

もちろん、美味しい素材をたっぷりと使ってこそその真価が分かります。当社は十勝産大豆をたっぷりと使用した、大豆の味が感じられる豆腐作りを心掛けています。

【理由2】日本の食生活の豊かさを味わってほしい

日本は南北に長く、さらには海に囲まれています。偏西風の等の影響もあり、内陸/沿岸、南/北、日本海側/太平洋側などで多種多様の気候風土になります。各々の土地で気候風土に合わせて発展してきた食文化・食生活があることはとても素晴らしいことだと思います。普段住んでいる土地と違う体験ができるからこそ、旅行って楽しいですよね。そういえば地域性の違いをテーマにしたテレビ番組も人気がありますね。

お米ほど知られていませんが、大豆も各地の気候風土に合わせて品種改良・開発された様々な品種が存在します。北海道では「とよまさり」「大袖の舞」、東北地方では「おおすず」「オクシロメ」、九州地方では「フクユタカ」など、
品種を数えるとお米に負けていないのではないかと思います。

お米ほど品種が問われないのは、外国産大豆の使用割合が9割を超えているからかもしれません…。
皆様もご存知のように、豆腐はとてもシンプルな食品です。煮豆のように調味料を加えてませんし、味噌や納豆のように発酵もしていません。だからこそ原材料である大豆の味がとても強く反映されます。

豆腐屋としては「豆腐なんてどれを食べても同じ」となってしまっては寂しい限りです。日本の様々な気候風土の違いを楽しむアイテムの一つであってほしいと思います。旅先で地元の食材を積極的に扱う飲食店に入った際に、お豆腐も食べて違いを感じてもらいたいなと。そのような考えをもちながら、中田食品は十勝の真ん中で活動しています。
私たちは自分たちの作った豆腐を全国の皆様にお出しする際に、「これが北海道、十勝の大豆で作った豆腐の味だよ」と地域の特徴をお伝えするのが役目だと思っています。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

PAGE TOP